2022年10月13日

追想 ~燃える闘魂よ永遠なれ~

「よくやってくれた!
文体(横浜文化体育館)ならまだしも、
この時期、これだけの集客は見事だ!
よくがんばったなぁ~!
ありがとう!!。」

社長でもある 猪木さん に、
そう労いの声を掛けて頂き、控室前で撮ったご褒美のような一枚の写真。

今から35年以上も前。
黙ってでも客が入り、常に満員札止めのブームはとう過ぎ去り、選手、社員の大量離脱もあってプレロス人気は凋落の一途。

当日、大学生だった私は、新日本プロレスでアルバイトをしていました。
そんな不人気の中での全国巡業シリーズ。
残った社員が各地へ飛び、私に任されたのが故郷に近い川崎市民体育館。

3週間前からどっぷり現地入りして、もう一人の担当営業マンH氏と二人三脚で宣伝カーに乗り込み、連日連夜 市内の会社、工場、大手企業からスポーツ用品店、はたまた銭湯にも飛び込みで訪問し、チケットを1枚また1枚と売り捌く日々…。

昼夜の区別なくシャカリキになって働いたその甲斐もあってか当日は平日にも拘わらず、誰も予想だにしなかった立ち見が出る超満員。

あの時の 達成感と充実感…。

そして、何よりもあの 猪木さん が悦んでくれた…。

「本当によくやってくれたな! ありがとう!!。」

重ねて何度もそう語ってくださったあの時の笑顔が、未だに眼に焼き付いて離れません…。

合掌 …。



Posted by 雅 大輔 at 20:23│Comments(1)
この記事へのコメント
折角の写真なのに、縦横変換が上手く出来ていませんでした。

失礼!
Posted by 雅大輔 at 2022年10月13日 20:27
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